これだけは知っておきたい!サロン開業の基礎知識ガイド

サロン開業に必要なことをステップで紹介しています。
自分でサロンを開業し、経営していくのは難しいですが、しっかりと計画を立てて実行していくことでサロン経営の成功率をあげられるようです。

サロンを開業するまでのステップ

Step1:開業準備と計画

新規開業に役立つ情報を集めつつ、セミナーなどに参加してみましょう。自分の中で開業のイメージをつかむことが大切です。開業1年前をめどに、資金計画や事業計画などを作成しておくと良いでしょう。計画では出店候補地選定が大切なポイント。自分が考えたサロンのコンセプトが地域に合っているかを確認しましょう。

Step2:計画の実行

開業6ヶ月前をめどに開業スケジュールを作成します。開業のために具体的な決定をしていく時期です。サロンを開業する立地や物件、導入する機器などを検討し、スタッフ募集やマネージメントを行います。役所などへの申請も忘れずに行いましょう。

Step3:開業までラストスパート

開業の1ヶ月前は広告や宣伝などでお客さんにサロンを知ってもらいましょう。オーナーとして、サロン経営の基本となるスタッフ教育や仕入れ、労務、会計管理を行うことが大切です。

実際に開業したオーナーの事例~職種別~

美容室

長年、銀座の美容室で腕を磨いた後、埼玉県に美容室をオープンした美容師の方を紹介します。
独立を考えていましたが、実際に美容室を開業するとなると細かなところまでを決めなくてはならず、開業までの道のりが長く感じたそうです。自ら考えたサロンコンセプトに合わせ、必要な設備や空間を考えるのはとても大変で、迷った結果サロンの開業を支援している会社のサポートを受けることに決めたそうです。美容室を開業するうえで一番難しいと感じた物件の決定や不安に思ったことなど何度も相談。開業のプロのサポートを受けられるので、とても心強く、自分ひとりでは不安に思うだけだった資金や集客などの計画を立てたうえで、念願の美容室をオープンすることができました。ひとりでの開業に限界を感じたとき、プロの方に相談したことが正解だった感じているそうです。

美容室の開業についてもっと詳しく

ネイルサロン

大阪でネイルサロンを経営している3人のお子さんをもつママさん経営者のことを紹介します。
彼女のネイルサロンが、大阪で人気店に成長した理由は「開業時の集客をきちんと行ったこと」にあるようです。ネイルサロンのオープン前にチラシを配ったり、看板を設置したりといった周知や集客を徹底。そうすることでネイルサロンの認知度を高めて、開業したことが成功のカギだったそうです。人気店になった秘訣は他にもあり「宣伝をしっかり行ったこと」や「サービスの安売りをせず、サロンの内装などのオリジナリティで勝負したところ」もポイント。他店とは違う自分のサロンの魅力をアピールしたことにあるようです。

ネイルサロンの開業についてもっと詳しく

マツエクサロン

20代にしてFCマツエクサロン2店舗のオーナーを務めている女性の事例です。
彼女の話によると、20代で開業に成功した理由はFCならではのサポートがあったから。右も左も分からない状態での独立なら、こうはいかなかったでしょう。とくに、経営については分からないことだらけで、たくさん周りに相談したそうです。施術者として働いていた時期から独立するまでにかかった期間は約3年。開業時は、自分のマツエクサロンへ足を運んでくれるお客さんがいることに毎日感動していたそうです。「開業する前は不安もあったけれど、それを上回る幸せと忙しさが待っていた」と話されていました。自信をつけた彼女は現在、店舗に施術者として立ちながら、人材育成にも力を入れています。

マツエクサロンの開業についてもっと詳しく

エステサロン

東京都目黒区にエステサロンを開業したエステティシャンの事例をご紹介します。
彼女は開業前から、「サロンを出店するなら絶対に路面店にしよう」と強いこだわりをもっていたそう。その理由は、「長期間にわたって愛される、ブランド力の強いサロンにしたかったから」とのことでした。そんな彼女が最も頭を悩ませたのは物件選び。気に入る物件が見つかっては大家さんに断られ、それでもめげずに探し続け…物件が見つかるまでにかかった期間は8ヶ月間だそうです。物件が見つかってから2ヶ月ほどで無事オープン!コンセプトメイクやメニューは固めていたため、スムーズに進められたと話されていました。現在は1日3名限定というこだわりのエステサロンとして人気を集めています。

エステサロンの開業についてもっと詳しく

サロン開業時にシステムを導入するメリット

客足の絶えない人気サロンを作り上げるためには、サロンの開業時にシステムの導入を同時に検討しておくのが得策です。ここでは、システムを導入することによって期待できるメリットを紹介します。

売上管理

システムを導入していないサロンでは、エクセル等の計算ソフトを使って売上管理を行っているところが多いようです。こういった計算ソフトを利用する場合、レジ業務とは別に計算ソフトへの打ち込み作業が発生するため、入力作業に大変な手間と時間がかかってしまいます。売上や売上見込を手軽にリアルタイムで確認できないため、臨機応変な集客活動を取ることができません。

一方システムを導入しているサロンでは、レジ機能とシステムを連動させることで売上管理を一元化できます。計算ソフトへの打ち込み作業という無駄な業務が必要なくなってスタッフの負担も減り、お客様への対応に集中できるようになるため、サービス品質の向上にもつながるはずです。

予約管理

電話で予約受付を行う場合、見込み客が「このサロンに行きたい」と思い立った瞬間が営業時間外であれば、それだけで来店意思を削いでしまう可能性があります。見込み客の来店意思をしっかりと実際の来店につなげるには、インターネット上で24時間対応できる予約プラットフォームが必要不可欠です。

また、システムで予約管理を一元化すると、予約の空き状況がリアルタイムではっきりと見える化できます。WEBサイト上で一覧表示しておくことで、サロン側だけでなく顧客の利便性も向上するでしょう。システムで予約管理を自動化して全ての顧客情報をデータベースで管理すれば、予約管理・顧客情報管理に関する時間的コストである人件費が削減できるという金銭的なメリットもあります。

集客

多くのサロン管理システムには来店促進機能が備わっています。来店促進機能は、頻繁に来店する顧客、しばらく来店していない顧客、最近初来店した顧客など、来店の頻度や回数によって顧客を属性分けし、DMでその属性に応じたクーポンやキャンペーンの案内を発信することでリピート率向上につなげる機能です。

また、何種類かのフォローメールを送信する機能があるシステムもあります。来店予約を直前確認するリマインドメールで無断キャンセルを防止し、来店できなくなった場合のキャンセルや予約変更を案内したり、来店後のお礼を述べるアフターフォローメールで口コミ投稿をお願いしたりするなど、上手に利用すればサロン運営を円滑化することができます。

在庫管理

サロンで販売する商品や、サロン内で使用する材料の在庫管理もシステム上で一括して行えます。在庫数の確認、過去の発注履歴の確認といった作業が簡単に行えるので、品切れによる機会損失がなくなります。また、過剰発注や在庫過多といった無駄も解消できるため、コスト削減につなげることができます。在庫の消費状況から商品の売れ行きや材料の消費傾向も簡単に分析できるため、経営判断に役立てていくことも可能です。

SNSを活用した集客

美容室はその業態のもつ性格上、SNSと相性が良いと言われています。SNSには有名なものとしてTwitter(ツイッター)やFacebook(フェイスブック)がよく知られていますが、とくに美容室を経営する上で相性がよく、活用したいものにInstagram(インスタグラム)があります。

お客様の心理として、料金や店舗の場所、サービス内容が重視される傾向にありますが、美容室となるとそこに「ヘアスタイル」「ヘアアレンジ」などのビジュアルも情報として望まれることになります。

ビジュアル情報の発信はTwitter(ツイッター)やFacebook(フェイスブック)でもできますが、Twitter(ツイッター)は画像が目に止まりにくく、Facebook(フェイスブック)においてはニュースフィードと呼ばれる投稿表示も確実とはいえない頼りなさです。両者とも投稿記事検索に強くない点もあまりおすすめできない理由です。

そこで威力を発揮するのがInstagram(インスタグラム)です。検索に強く、写真も大きく目立つ形で表示されるので、美容室にInstagram(インスタグラム)ベストマッチするのです。

集客のポイント

SNSを活用する上で大切となるのは「定期的な投稿』です。この手法についてはチラシなどを使った集客方法と考え方は同じなのですが、とにかくお客様やその予備軍となる方の目につかないことには効果を発揮しません。とはいえ、あまり過剰に投稿しすぎてもフォロワーとなっているお客様には鬱陶しいものと映り、最悪はブロック・フォロー解除にも繋がりかねませんので逆効果です。

適度な投稿量を意識し、1日数回、最低でも1日1回のペースで投稿することが効果的なアピールに繋がるでしょう。まだフォロワー数が少ない状況ではユーザー検索を行い、「いいね」やコメントを付けてあげることがフォロワー数アップに繋がります。ちょっとした空き時間にできることなので、ぜひ意識して行うようにしてみてください。

SNSを利用する上で注意すべき点

SNSで情報発信する際には、なるべく投稿する情報を統一するようにしましょう。ありがちな失敗としては、「とにかくお客様にいろいろ伝えたい」とカットモデルの写真やスタッフ写真、キャンペーン情報などを雑多に投稿してしまい、ただ煩わしいだけのアカウントに思われてしまうことです。

SNSごとに情報の向き不向きがあるので、そのSNSの特性やユーザー層を考えて使い分けるように心がけると良いでしょう。例えばTwitter(ツイッター)は文字情報と相性がいいのでキャンペーン情報、Instagram(インスタグラム)は画像と相性がよく、かつオシャレさを好むユーザーが多いのでカットモデルの写真というようにするとお客様にも情報が伝わりやすくなるでしょう。

また、ハッシュタグ(#〇〇〇〇)を上手に使うことで、フォロワー以外のユーザーの目につきやすくなる点も重要なポイントです。ハッシュタグとは、その投稿の内容がどのようなものかを表すための説明みたいなものだと思ってください。

例えば港区でヘアサロンをしている場合は「#港区 #ヘアサロン」と書けば、「港区」で検索された時に表示されますし、「ヘアサロン」で検索されたときにも表示されます。「#人気のヘアアレンジ」などもいいかもしれませんね。 ハッシュタグは投稿する文の文字数制限を超えなければ、いくつでも書くことができますが、欲張ってたくさん書いても本来伝えたい情報に割ける文字数が減ってしまい、見た目の印象もあまり良くありませんので、適度な数を心がけるようにしましょう。