エステサロン

エステサロンを開業するのに必要な資格情報から抑えておきたいポイントまでをまとめてみたので、ぜひ参考にしてください。

エステサロンの現状を知ろう

2015年2月に更新されたサロン経営ナビのデータによると、エステサロンの成功率は以下のようになっています。

  • 開業後1年以上、生存しているサロンは40%
  • 開業後3年以上、生存しているサロンは10%
  • 開業後10年以上、生存しているサロンは5%

他の職業と比べても、エステサロンの成功率は高いものだと言えません。単に「成功」といってもそれぞれの形はありますが、少なからずサロンが生存していなければ成功とはいえないでしょう。

閉店してしまうサロンが多い理由として2つのポイントがあります。1つ目は「集客が上手くできていない」ことです。どういったところをアピールすべきなのか、どういった方法を使えばいいのか分からないと悩みながらもやってみるも、結局は閉店せざるを得なくなるケースも…。

2つ目は「技術・サービスのレベルの低下」です。サロン技術が日に日に新しくなっていく中で、いつまでも古い療法だけをやっているだけでは顧客は増えません。常に新しい技術・サービスを提供できるようにセミナーや講座に行き、新しい知識を取り入れていくようにしましょう。

また、個人でエステサロンを営業した場合は、施術・サービスだけではなく、経営・集客も自分一人でやらないといけないため、両立できずにどちらも上手くいかないパターンもあるそうです。

エステサロンを開業するために必要な資格は?

エステサロンを開業するために必要な資格はありません。そのため最近は、子育てが落ちついた主婦層が自宅をエステサロンにして開業し、生計を立てていたりもするそうです。

ですが、資格が無くても開業ができるいわゆる自由業だからこそ、周りのエステサロンとは差をつけておかないと、最悪な事態になりかねません。そんなときにおすすめなのが「日本エステティック協会の資格制度」です。エステでは公的資格が確立していません。団体や企業が認定している資格ではありますが、一般的に有名な資格なので利用者側からの安心感を高められますし、周りのエステサロンと差別化できるメリットになりますよ。

開業資金はどれくらいかかるの?

エステサロンの開業資金は、開業パターンによって異なります。ここでは、主となる「自店舗(テナント)を開業」「自宅で開業」「施設内での開業」に分けて、開業資金がどれくらいかかるのかをまとめてみました。

自店舗(テナント)を開業

3つの開業パターンの中でも、1番開業資金がかかる方法です。物件の広さや立地によって異なりますが、約200万円以上はかかります。内訳として、敷金・礼金16万、家賃96万(1年分)、仲人手数料8万、内装工事20万、設備・備品導入費用57万など。さらにスタッフを雇うと費用がもっとかかるので、初期費用を200万円以上用意しておく必要があります。

自宅で開業

自宅の一部を使用して開業すると家賃などが無駄にかかることがないため、30万~50万程度から始められます。お店から家までの移動時間が無い分、交通費もかからないですし、お客さんがいないときは家事をしたりと時間を有効活用しながら運営できるのも魅力的です。

施設内での開業

ジムやスポーツ施設、温泉やホテルなどで場所を提供してもらった場合、約30万円で開業できます。なにより自店舗を借りるより安く、施設と共同で集客が可能なので、リスクが最も少ない開業方法です。

どの開業方法にも共通して言えますが、内装・インテリアにどの程度凝るかによっても大きく変わるので、自分の予算内で上手くやる事が重要ポイントだと言えます。

開業を成功するための秘訣

エステサロンの開業を成功させるための秘訣についてまとめてみました。

自分たちの強みを打ち出す

サイトやチラシで「どんな施術も対応しています」と書かれているエステサロンは魅力的に見えがち。ですが、確実に集客をしたいなら幅広く施術を対応するのではなく「得意分野」を見つけるべきです。とくに、美容の悩みは専門知識・得意分野だと言っているところで解決したいと思っている人が多くいます。「フォトフェイシャルが得意なサロン」と施術を限定して打ち出せば、顔周りや肌のトラブルで悩んでいる顧客が利用してくれるため、顧客獲得に繋がるのです。

料金表は明確に書く

多くの利用者はサイトでサロンの雰囲気・技術・口コミはもちろん、最後の決め手となる施術の料金表を調べてから利用するかどうかを決めていきます。

そんなときに、「約1,000円」「2,500円~」などと料金帯が曖昧に提示されてしまうと、利用者はおおよその料金しか把握できないため不安が残り、最終的に別のエステサロンへと行ってしまう可能性も…。せっかく検討してもらえるのなら逃がしたくはありませんよね?そういった問題を避けるためにも、しっかりと税込なのか税抜なのかも合わせて表記してあげると良いでしょう。

常連さんを掴む

エステサロンだけに言えることではありませんが、初回サービスを用意しておけば、初めて利用する人を呼びこむことは比較的簡単です。ですが、そこから常連さんになってもらうのが難しいところ。安定した収入を得るためにも、常連さんを掴むためにのシステムや割引サービスを考えましょう。

利用者の悩みを書いてどういった風に改善していくのかをメモする「顧客カルテ」や、施術1回を数回受けるよりお得に受けられる「回数プラン」などを使用して、「このサロンに任せておけば大丈夫かも」「お得に利用できる」と思ってもらえるような接客をすれば、確実にリピーター率は上がります。サロンを広めてもらう「口コミ投稿」をお願いしてみるものありです。