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ネイルサロンの開業を考えている方へ、業界の現状や開業に必要な資格、気になる開業資金についてまとめました。
ネイルサロンは、自宅やマンションの一室から始めることもできるし、特別な設備を構築する必要が無いという点では、開業ハードルは低め。でも、きちんと注意しておかないと、後で後悔してしまうかもしれないよ。
美容室よりも、趣味嗜好がはっきり分かれるのがネイルサロンだと思うわ。コンセプトがぶれているネイルサロンは、技術もぶれている気がしてしまうの。
ネイルサロンの開業は、年々増加傾向にあるようです。近年では身だしなみのひとつとしてネイルを行っている女性が多く、関心が高いことがうかがえます。ネイルサロンを利用する人も増加傾向にはありますが、セルフケアで満足している女性も多く、ネイルサロンの新規開業も多いため、開業は厳しいといえるでしょう。
ネイルサロンを経営していくには、セルフケア以上のネイルケアを提供するのはもちろんのこと、オリジナリティ溢れるユニークなデザインのネイルを提供するなどの経営努力が必要になりそうです。
ネイルサロンを開業するのに必要な資格はありません。ただし、開業にあたっては行政の定めた指針に従う必要があります。ネイルサロン開業するための基準は、他の業種に比べると厳しくないので、自宅での開業が可能です。
ネイルサロンを開業し経営し続けるためには、自分の持っている知識や技術が重要となるでしょう。
ネイリストとして必要な資格は特にはありませんが、一定水準のネイルの技術を持っている証明として、ネイリスト技能検定があります。
ネイリスト技能検定は、実技試験と筆記試験のある試験。国家試験ではありませんが、美しくネイルを塗ることができることなど基本的なことから、トップネイリストとして必要な技能が試されます。
ネイルサロンの開業資金は、300万円から500万円ほど(※1)ですが、それよりもコストをおさえることができます。
なぜなら、ネイルサロンの場合は、他の職種とは違い自宅開業やマンションの一室を借りてのプライベートサロンなど選択肢が多いからです。
自宅開業であれば最低限のネイル道具をそろえるのみでの開業が可能。サロンコンセプトに合わせて、建物をマンションの一室やショッピングセンターのテナントを借りての開業もできます。選択肢が多いので、内装やネイル道具にかけるコストも自由です。
しかし、実際にネイルサロンを開業し、運営していきたいのであればお店のコンセプトが大切になってきます。オーナーとして質の高いサービスとサロンのオリジナリティをどのように演出していくかが成功のカギとなってくるようです。
ネイルサロンは、開業資金といったコストを自分なりに決めることができるので、開業は他のサロンと比べると容易です。自分のネイル技術に自信があり、固定客をつかめるのであれば、安定して収入を得ることができます。子育てをしながら自分のペースで働くことも可能。カリスマネイリストともなれば、高額収入も期待できます。
しかし、サロンを開業し経営し続けていくのであれば、相応のネイル技術やオリジナルのネイルデザインの提供、コスト管理などのしっかりとした経営努力が必要です。スキルは自分でコツコツ磨いていくしかありませんが、コスト管理はサロン管理システムを導入することで簡単になる可能性が高め。月額利用料1万円以下で導入でき、顧客管理や分析機能などが使えるシステムもあるのでチェックしてみましょう。
コストを抑えてコアなファンを増やすコスパ良好
サロン顧客管理システム4選
システム名 | 月額利用料/機能 |
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VERSE |
3,984円(税込) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
Gizam |
5,390円(税込) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ワンモアハンド |
5,478円(税込) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
SOSIA POS |
8,800円(税込) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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※各システムは月額利用料の他に初期費用も発生するため別途ご確認ください。