予約・売上・POS管理など、今お使いのサロン管理システムの乗り換えを行う際、気を付けるべきポイントを解説。乗り換え時に検討したいサロン管理システムを紹介します。
サロン管理システムの乗り換えで大切なのは、乗り換えのメリットを根拠に基づいて判断できるかどうかです。価格や操作性、機能など不満はそれぞれだと思いますが、今のシステムの問題点だけに着目するのではなく、乗り換え後のシステムの運用シミュレーションをした上でシステムを選ばないと、今度は思いもよらなかった別の問題が発生する可能性もあります。では、他社へ乗り換える際にはどのような点に気を付ければ良いのでしょうか。具体的なポイントを挙げてみました。
費用面での問題で乗り換えを検討している場合は、ランニングコスト(月額費用)を比較しましょう。このとき、基本料金の範囲内で使える機能を確認しておくことが大切です。今使っているシステムでは基本料金の範囲内であっても乗り換え後にはオプション料金が発生する可能性があるからです。
今のシステムの機能面に不満を持っている場合は、新たに追加したい機能の有無をしっかり確認しておきましょう。「売上管理機能」という同じ名称であっても「A社はサロン別、スタッフ別の細かな項目が設定できる」、「B社はスタッフ別の設定に追加料金が発生する」など、細かな違いがあります。できること、できないことを必ず把握しておきましょう。
その上で、機能が充実しているシステムを選ぶことが重要です。サロン経営の成功者の多くは、メルマガやPOS機能を使って売上増加や業務効率化を実現しているので、こうした機能がついているかも着目してみてください。
サロン管理システムをより賢く活用するためには、余計な費用をかけずに機能を使いこなすことです。自分のサロンの運用に最低限必要な機能を洗いだしたら、その機能を揃えるシステムをピックアップします。その上で、費用が安いシステムを選べば必要な機能を抑えつつ、コストダウンも計れます。その後、サロンが拡大したら必要に応じて機能を拡張していくのが理想です。
今、市場に流通しているサロン管理システムも導入メリットが多い、素晴らしいシステムが揃っています。しかし、唯一の弱点とも言われているのがリピート対策です。例えば、既存のお客様に向けて来店促進のためのメルマガやメール配信をするサロンも多いと思います。しかし、これらのほとんどは決まった時間に送る一斉メールで、ターゲットに適した戦略という面ではきめ細かさに欠けます。
そんな中、今後のサロン経営の鍵を握ると言われているのが人工知能です。人工知能はすでに様々な分野で導入されていますが、サロン管理システム業界でも続々と導入されています。人工知能を活用したシステムのメリットはたくさんありますが、大きな魅力と言えるのが、上記でお話したリピート対策です。例えば、既存のお客様の来店頻度や来店時間、予約をする時間帯、施術などの傾向を自動的に学習して、ひとりひとりに適した来店促進メールを送ることができます。実際、この対策により、リピート率が大幅アップしているサロンがとても多いで真似しない手はありません。
⽬的に合った、導⼊しやすい
3つの「サロン管理システム」をご紹介